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常勤医師1名体制の整形外科は、リハビリ部門をどう拡大するか 目次

整形外科クリニックのリハビリ部門を拡大するとき、PTの採用やリハビリ室の拡張だけを先に考えていませんか。本シリーズでは、常勤医師1名体制を前提に、地域で不足している支援と、自院が担うべき役割を見極めるところから考えます。

地域ニーズの調べ方、施設基準と実際の受入能力、診療の流れ、採用と収支、病院との連携、医療と介護のつなぎ方までを全8回で解説します。各回の本文の後には漫画を掲載し、院内で取り組むポイントを振り返れる構成です。

院長の負担を過度に増やさず、患者さんの地域生活を支えるリハビリ部門を育てるために。最終回では、現状把握から地域連携までを1年間で進めるロードマップを整理します。

タイトル 概要
第1回 なぜ今、整形外科クリニックは「リハビリ部門」を見直すべきなのか 地域で不足している支援を見極め、自院が担う役割を決めます。常勤医師1名体制を前提に、院長の負担を過度に増やさず、患者の地域生活を支えるリハビリ部門の考え方を整理します。
第2回 地域ニーズはどう調べる?――「患者が多い」ではなく「支援が足りない」を探す 自院の患者、地域の病院、ケアマネジャー、地域データの4方向からニーズを把握します。患者数だけでは分からない予約待ちや通院の困難さなど、支援が途切れているところを探ります。
第3回 医師1名でもどこまでできる?――施設基準と「本当のキャパシティ」を考える 人員や面積などの施設基準だけでなく、安全な動線、予約枠、院長の判断・管理負担から実際の受入能力を点検します。上位区分を目標にする前に、自院が無理なく担える範囲を考えます。
第4回 PTを増やす前にやること――院長がボトルネックにならない診療の流れをつくる PTを増員する前に、診察、リハビリ、再評価、終了までの流れを整えます。医師・PT・事務職の役割分担と短時間ミーティングを通じ、院長に業務が集中しない仕組みをつくります。
第5回 PTを1人増やすと、いくら必要?――採用と収支を数字で考える 受け入れられていない患者数、増員後に見込める実施量、雇用にかかる総コストを確認します。給与だけで判断せず、複数の収支見通しからPTの採用時期と条件を考えます。
第6回 病院から「紹介したい」と思われる整形外科へ――術後リハビリの地域連携をつくる 退院後の患者を受け止める地域の整形外科として、受入基準、紹介時に必要な情報、連絡窓口、経過報告を整えます。病院が安心して紹介できる関係をつくる方法を解説します。
第7回 外来リハビリの「その先」をどうする?――介護保険・通所・訪問とのつなぎ方 外来リハビリに通えなくなった患者や、医療保険のリハビリが一区切りした患者を地域で支えます。ケアマネジャー、通所・訪問リハとの連携を通じ、支援を途切れさせないつなぎ方を考えます。
第8回 いきなり大きくしない――リハビリ部門を1年間で育てるロードマップ 現状把握、診療フローの整備、必要に応じた増員、地域連携の順に進める1年間のロードマップを示します。売上だけでなく、待ち時間や継続率、現場の負担を確かめながら部門を育てます。

文責:株式会社M&Cパートナーコンサルティング

作成日:2026年9月21日

本コラムの内容は、作成日時点の法令・通知・事務連絡等をもとにしています。その後の改正や疑義解釈、追加通知等により、取扱いが変更されている場合がありますので、最新情報もあわせてご確認ください。