あなたが現在見ているのは 常勤医師1名体制の内科系クリニックは、「強化型在支診」をどう目指すか― 訪問診療の開始から、在支診取得・24時間体制・看取り・連携型まで 目次

常勤医師1名体制の内科系クリニックは、「強化型在支診」をどう目指すか― 訪問診療の開始から、在支診取得・24時間体制・看取り・連携型まで 目次

本シリーズでは、常勤医師1名体制の内科系クリニックが、外来診療を中心とした体制から在宅医療へ段階的に取り組み、最終的に「機能強化型在宅療養支援診療所」を目指すまでの流れを、8回にわたって実務的に解説します。

訪問診療の始め方、在支診取得に必要な24時間連絡・往診・訪問看護・緊急入院体制、緊急往診や看取り実績の積み上げ方、複数医療機関による連携型の仕組み、令和8年度改定で重要となった「支援診2ア」の24時間対応要件までを整理します。さらに、クリニック同士の連携だけでなく、中小病院と役割を分担して強化型を目指す方法も紹介します。

院長一人に負担を集中させず、地域の医療資源を活用しながら、持続可能な在宅医療体制をどう築くかを具体的に考えるシリーズです。

タイトル概要
第1回 「強化型在支診」は常勤医師1名でも目指せるのか――まず知っておきたい、在支診の4つの区分在支診には、単独型機能強化型、連携型機能強化型ア・イ、従来型があります。常勤医師1名のクリニックでも、まず支援診3を整え、地域の医療機関と連携することで、最終的に支援診2アを目指せる道筋を整理します。
第2回 訪問診療はどこから始めるか――外来患者の「通院が難しくなった」を、そのまま支える在宅医療の第一歩は、患者を一気に増やすことではありません。長年外来で診てきた患者が通院困難になったとき、そのまま訪問診療へ移行する方法を中心に、診療範囲や訪問枠、地域連携、実績記録の始め方を解説します。
第3回 まず「支援診3」を目指す――24時間連絡・往診・訪問看護・入院体制をどう作るか在支診取得に必要となる24時間の連絡・往診・訪問看護、緊急入院体制などを整理します。すべてを院長一人で抱えるのではなく、訪問看護ステーションや病院など地域の医療資源を活用して、持続可能な体制を作る方法を考えます。
第4回 強化型へのカギは「患者数」だけではない――緊急往診4件・看取り2件をどう考えるか連携型強化型では、単に在宅患者数を増やすだけでなく、自院にも緊急往診や看取り等の実績が求められます。何が実績として扱われるのかを確認し、必要な診療を行った結果を正確に記録・管理する仕組みづくりを解説します。
第5回 常勤医師1名なら「連携型」をどう作るか――名前を並べるだけではない、地域の在宅医療チームづくり常勤医師1名のクリニックが強化型を目指す際の有力な方法が「連携型」です。近隣医療機関と常勤医師体制、24時間対応、患者情報共有、定期カンファレンスなどを整え、実際に機能する在宅医療チームを作るポイントを紹介します。
第6回 令和8年度のポイントは「支援診2ア」――24時間対応を丸投げせず、院長一人にも集中させない令和8年度改定で重要となった「支援診2ア」を取り上げます。連続する24時間の往診体制を月4回以上確保する要件や、外部医師・コールセンター活用時の考え方を整理し、院長一人の負担に頼らない運用方法を解説します。
第7回 在支診未届出から「強化型」へ――常勤医師1名クリニックの実践ロードマップ訪問診療開始、支援診3取得、緊急往診・看取り実績の蓄積、連携グループ形成、支援診2アへの届出までを一つのロードマップにまとめます。常勤医師1名のクリニックが、どの順番で準備を進めればよいかを具体的に整理します。
(補講)第8回 クリニック同士だけではない――中小病院と組む「連携型強化型」という選択肢連携型の相手は診療所だけではありません。一定の要件を満たす中小病院と組み、常勤医師、24時間対応、緊急入院などを補完する方法があります。単なる入院先との連携との違いも整理し、地域病院と強化型を目指す可能性を考えます。

文責:株式会社M&Cパートナーコンサルティング  

作成日:2026年8月29日

本コラムの内容は、作成日時点の法令・通知・事務連絡等をもとにしています。その後の改正や疑義解釈、追加通知等により、取扱いが変更されている場合がありますので、最新情報もあわせてご確認ください。