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令和8年度診療報酬改定で「時間外対応体制加算」はどう変わるのか? 目次

本シリーズでは、令和8年度診療報酬改定で見直される「時間外対応体制加算」について、クリニックの院長先生向けに実務目線で解説します。

名称変更や点数引き上げの背景には、夜間・休日に不安を抱えた患者さんが病院救急へ集中することを防ぎ、地域全体で適切に役割分担する狙いがあります。

一方で、院長が24時間365日すべてを抱え込む必要はありません。加算1〜4の違い、自院に合った区分の選び方、無理なく続ける電話対応ルール、患者さんへの周知方法、届出・レセコン・記録の確認ポイントまで、算定と運用をセットで整理します。

患者さんに安心を届けながら、クリニックのかかりつけ医機能を見える化するための実践的な連載です。

タイトル概要
第1回 令和8年度診療報酬改定で「時間外対応体制加算」はどう変わるのか?令和8年度改定で「時間外対応加算」が「時間外対応体制加算」へ名称変更され、各区分の点数が引き上げられる背景を解説します。単に夜間・休日に電話へ出る加算ではなく、患者さんが診療時間外に困ったときの相談先や対応方法を、クリニックとして整備する“体制”が評価される点を整理します。
第2回 加算1・2・3・4の違いを整理――自院はどの区分を目指せるか加算1〜4の違いを、クリニックの院長先生が判断しやすいように整理します。自院で常時対応する体制、一定時間帯の対応、他の診療所との連携を活用する体制など、区分ごとの考え方を確認します。点数の高さだけでなく、自院の人員体制や診療実態に合った、無理なく続けられる区分選択の重要性を解説します。
第3回 「24時間対応」はどこまで必要か――無理なく続ける時間外対応の考え方時間外対応体制加算で院長先生が不安を感じやすい「24時間対応」の考え方を解説します。院長が24時間365日すべてを直接抱えるという意味ではなく、患者さんが困ったときに迷わない相談・連絡体制を整えることが重要です。緊急度の高い相談、医師確認が必要な相談、翌診療日でよい相談に分ける運用例を紹介します。
第4回 患者さんへの周知が算定のカギ――院内掲示・診察券・文書で何を伝えるか時間外対応の体制を整えていても、患者さんに伝わっていなければ機能しません。院内掲示、文書交付、診察券、ホームページなどを活用し、夜間・休日に困ったときの連絡先や受診の目安を分かりやすく周知する方法を解説します。「24時間いつでも診察します」といった誤解を招く表現を避けるポイントも整理します。
第5回 算定継続のための院長チェックリスト――届出・レセコン・記録をどう整えるか最終回では、算定を継続するために院長先生が確認すべき実務ポイントを整理します。届出区分、届出書類、患者さんへの周知、電話対応記録、レセコン設定をセットで確認することが重要です。算定漏れや誤算定を防ぐため、時間外の連絡先、対応者、折り返しルール、記録方法などをチェックリスト形式で解説します。

文責:株式会社M&Cパートナーコンサルティング  

作成日:2026年5月25日

本コラムの内容は、作成日時点の法令・通知・事務連絡等をもとにしています。その後の改正や疑義解釈、追加通知等により、取扱いが変更されている場合がありますので、最新情報もあわせてご確認ください。