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令和8年度診療報酬改定――疑義解釈その12から読む、健診・BCP・医療連携・算定実務 目次

令和8年度診療報酬改定に関する「疑義解釈その12」では、健診と保険診療を同日に行った場合の検査料の取扱い、機能強化加算や在宅療養支援診療所に求められるBCP、糖尿病患者の眼科・歯科連携、電子的診療情報連携体制整備加算、CPAP管理、大病院からの逆紹介など、クリニック実務に直結する重要な考え方が示されました。

本シリーズでは、その中でも特に院長・事務長・医療事務が判断に迷いやすい6つのテーマを取り上げ、制度の背景や算定要件だけでなく、「院内で何を確認し、どう運用すればよいか」まで具体的に整理します。

疑義解釈を単なるQ&Aとして読むのではなく、算定漏れや誤請求を防ぎながら、医療連携や業務継続、医療DXを実際の診療体制にどう落とし込むかを考えるための実務シリーズです。

タイトル概要
第1回 健診と保険診療を同日に行ったら、検査料はどうなる?――「同じ採血」の算定ルールを整理する健診と慢性疾患の保険診療を同日に行い、1回の採血で複数の検査を実施した場合、どこまで保険請求できるのでしょうか。疑義解釈その12をもとに、健診として行った検査、もともと予定していた保険診療上の検査、健診結果から追加で必要になった検査の違いを整理します。
第2回 機能強化加算・在支診のBCPはどう作る?――日本医師会のひな形を使うときの注意点令和8年度改定では、機能強化加算や在宅療養支援診療所などでBCPの重要性が高まりました。日本医師会の診療所用BCPひな形を活用する際の考え方、自院の実情に合わせた修正、職員への周知、定期的な見直しなど、実際に使えるBCPにするためのポイントを解説します。
第3回 糖尿病患者の眼科・歯科連携はどう算定する?――すでに通院中の患者でも年1回算定できる糖尿病患者の合併症予防に重要な眼科・歯科との連携。疑義解釈その12では、すでに眼科や歯科へ通院している患者でも、医学的必要性に基づき定期的な情報提供を行えば算定可能であることが示されました。対象患者の抽出や年1回の管理方法など、算定漏れを防ぐ院内運用も紹介します。
第4回 電子的診療情報連携体制整備加算は「届出したら終わり」ではない――利用率低下時の対応を確認する電子的診療情報連携体制整備加算は、一度届出をすれば継続して算定できるとは限りません。区分変更時の届出や、マイナ保険証利用率などの要件を一時的に満たさなくなった場合の取扱いを整理し、毎月の確認や施設基準管理表など、継続的に要件を管理する仕組みを考えます。
第5回 CPAPの「直近3か月」はどう判定する?――在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料の誤解を解くCPAPの使用実績について、「直近3か月すべてで1日平均1時間以上必要」と誤解していないでしょうか。疑義解釈その12で示された正しい判定方法を確認し、どの患者にこのルールが適用されるのか、使用時間データを診療とレセプトの双方でどう活用するかを分かりやすく整理します。
第6回 大病院からの「逆紹介」はどこまで評価される?――特定機能病院等紹介患者受入加算の実務大病院から地域の診療所へ患者を戻す「逆紹介」を評価する特定機能病院等紹介患者受入加算。単なるCT・MRIなどの検査依頼は対象外となり、継続的な診療を引き受けることがポイントです。対象となる紹介の考え方や紹介状の確認、受付からレセプトまでの実務を整理します。

文責:株式会社M&Cパートナーコンサルティング  

作成日:2026年9月4日

本コラムの内容は、作成日時点の法令・通知・事務連絡等をもとにしています。その後の改正や疑義解釈、追加通知等により、取扱いが変更されている場合がありますので、最新情報もあわせてご確認ください。