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健診・検査・急性疾患を「その日だけ」で終わらせない――内科系クリニックの患者導線をつくる(第4回/全7回)

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こんにちは。村上佳子です。

内科系クリニックには、さまざまな理由で患者さんが来院します。

健康診断。

予防接種。

発熱。

咳。

腹痛。

胸の違和感。

健康診断で血糖値が高かった。

血圧が高いと言われた。

こうした患者さんとの接点を、

「その日だけの診療」

で終わらせていないでしょうか。

もちろん、何でも継続受診につなげればよいという話ではありません。

必要のない診療を増やすことは違います。

大切なのは、

継続的な診療が必要な患者さんを、きちんと次の診療につなげること

です。

例えば、健康診断です。

血圧がかなり高い。

HbA1cが高い。

LDLコレステロールが高い。

肝機能異常がある。

腎機能が低下している。

こうした所見があったにもかかわらず、

「病院を受診してください」

という説明だけで終わってしまえば、患者さん自身が動かなければそのままになってしまいます。

自院で対応できるのであれば、

「この数値は一度診察を受けたほうがいいですよ」

「次回、詳しい検査をしましょう」

と具体的に案内することが大切です。

急性疾患でも同じです。

例えば風邪で受診した患者さんの血圧を測ったところ、かなり高かった。

患者さんから、

「家でも最近高いんですよ」

という話が出た。

そこで、

「風邪が治ったら、血圧についても一度確認しましょう」

と声を掛けられるかどうかです。

こうした一言が、必要な医療につながります。

私はクリニックを見るとき、

「患者さんがどこから入って、どこへ進んでいるのか」

をよく確認します。

受付。

問診。

診察。

検査。

結果説明。

治療。

次回予約。

この流れのどこかで患者さんが止まっていないでしょうか。

特に常勤医師1名体制の内科系クリニックでは、院長先生がすべてを覚えて管理するのは難しいと思います。

だからこそ、

スタッフと仕組みで患者導線をつくる

ことが重要です。

「先生が気づいたら声を掛ける」

ではなく、

「この検査をしたら結果説明日を決める」

「この条件の患者さんには再受診を案内する」

という形で院内のルールにしておく。

増患対策というと派手な広告を想像しがちですが、

必要な患者さんを必要な診療へつなぐ仕組みを整えること

も、非常に重要な増患・増収対策です。

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