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新患を集めるより先に確認したい――生活習慣病患者の「受診中断」を把握していますか?(第3回/全7回)

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こんにちは。村上佳子です。

内科系クリニックで増患というと、

「新しい患者さんをどう増やすか」

という話になりがちです。

でも、その前にぜひ確認していただきたいことがあります。

それは、

「今まで通っていた患者さんが、いつの間にか来なくなっていないか」

ということです。

内科系クリニックでは、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、継続的な管理が必要な患者さんが少なくありません。

例えば、

「次は1か月後ですね」

と言われた患者さんが、その後2か月、3か月来院していない。

糖尿病の患者さんが採血をしたものの、結果説明に来ていない。

血圧の薬を処方していた患者さんが、いつの間にか受診しなくなっている。

こうした患者さんはいないでしょうか。

もちろん、転居した方もいるでしょう。

他院に変わった方もいるでしょう。

すべての患者さんに通い続けてもらえばよい、という話ではありません。

ただし、

本来は継続的な診療が必要なのに、何となく受診が途切れてしまっている患者さん

については、確認する必要があります。

そこで大切なのが、次回来院の管理です。

診察室で、

「また来月来てくださいね」

と言うだけで終わっていないでしょうか。

可能であれば次回予約を取る。

必要な検査時期を管理する。

予約日に来なかった患者さんを確認する。

必要に応じて受診を案内する。

こうした仕組みがあるだけでも、受診中断は減らせます。

これは、営業目的で患者さんを呼び戻すという意味ではありません。

あくまで、

医学的に継続診療が必要な患者さんを適切にフォローする

ということです。

もう一つ見ていただきたいのが、

「患者さんがなぜ来なくなったのか」

です。

待ち時間が長い。

予約が取りにくい。

電話がつながらない。

会計に時間がかかる。

診察の説明がよく分からなかった。

こうしたことが理由になっている場合もあります。

新患を毎月たくさん獲得しても、同じくらいの患者さんが受診をやめていれば、実患者数は増えません。

増患を考えるなら、

入口だけでなく、途中で患者さんが離れていないかも見る。

内科系クリニックでは、特に重要な視点だと思います。

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