超高齢社会を迎える中で、有料老人ホームの数は増え続け、サービスも多様化している。ただ、一方で、利用者の立場に立った運営の在り方が問われていますているのも事実。そうした中、超高齢社会のいま、「有料老人ホーム」の選び方に頭を悩ませるご家族は少なくありません。そうした中、厚生労働省は「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会」を始めました。事務長のみなさまは、老人ホームについて聞かれることあると思います。以下にホームを選ぶ基準の一例をお知らせします。
1. サービスの質は「説明」と「実績」で判断
パンフレットやHPでは見えにくいのが、実際のサービスの質。見学時にはスタッフとの会話や利用者の様子、現場の清潔感をチェックし、「どうしてこのサービスが必要なのか」について納得できる説明があるかを確認しましょう。
2. 契約内容と費用の内訳をしっかり確認
入居後に「こんなはずではなかった」とならないために、契約前の説明資料と契約書は必ず細かく読み込みましょう。特に、介護サービス費、管理費、食費などが明確かどうかがポイントです。
3. ケアマネジャーや外部サービスとの連携も確認
囲い込みが問題視される昨今。独立したケアマネジャーと連携しているか、外部の訪問看護や通所介護と柔軟に連携できるかも重要です。
「人が最後までその人らしく生きるための住まい」。その選択を支えることも事務長の役割です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。