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外国人スタッフにも伝わる熱中症対策

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~厚労省の多言語チラシを活用しよう~

近年、クリニックでも外国人スタッフの雇用が増えつつあります。受付、清掃、リネン業務、介助補助など、多様な業務において国籍を問わない採用が進む中、「安全管理の伝え方」も見直しが必要です。

その代表例が昨日もご紹介した 熱中症対策。日本語での注意喚起だけでは、伝わらないことがあるのです。

🔍 「伝えたつもり」が一番危険

日本人スタッフであれば「水分とってね」「無理しないでね」といった言葉が通じますが、外国人スタッフには、その一言が届いていない可能性があります。

特に熱中症は、本人が気づかぬうちに重症化することも多く、事前の「多言語」での周知が命を守る鍵となります。

✅ 厚労省の「多言語チラシ」が便利!

厚生労働省の公式サイトでは、英語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語・スペイン語など、多言語での熱中症予防チラシがダウンロード可能です。

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厚労省 熱中症対策チラシ(多言語)ページはこちら

🧑‍⚕️ 医療現場でできる工夫

  • スタッフルームに多言語チラシを掲示
  • 入職時に「日本の夏の暑さ」について簡単に説明
  • イラスト付きで「水分を取ってね!」の掲示をする
  • 事務長からの毎日の声かけをルール化

💼 経営視点でのメリット

  • スタッフの安心感が離職防止につながる
  • 熱中症による労災リスクを軽減
  • 「外国人にやさしい職場」として採用広報にも好印象
  • SDGs・ダイバーシティ推進の取り組みとして社外評価も◎

✨ 最後に:
「外国人がいるからこそ、伝え方を工夫する」――それはもはや“配慮”ではなく、現場経営に欠かせない戦略です。

多言語チラシの掲示からでも大丈夫。
今こそ、伝わる熱中症対策を始めませんか?