令和8年診療報酬改定では、外来医師過多区域での新規開業について、単なる「開業禁止」ではなく、地域で不足する外来医療機能への関わり方が問われます。本シリーズでは、制度の基本、6か月前届出と外来医療の協議の場、夜間・休日の初期救急、在宅医療、公衆衛生などの不足機能、要請に応じない場合の3年指定や算定できなくなる加算を整理します。最終回では、開業地選定、資金計画、行政・医師会・病院・介護事業所との連携を確認し、地域で必要とされるクリニックとして開業戦略をどう組み立てるかを考えます。
| タイトル | 概要 |
|---|---|
| ①外来医師過多区域とは何か――「開業禁止」ではなく、地域に必要な外来機能が問われる時代へ | 外来医師過多区域の制度概要を整理します。新規開業が禁止されるわけではなく、開業地と診療機能を地域医療の中でどう位置づけるかが問われる制度として解説します。 |
| ②新規開業の準備はどう変わる?――6か月前届出と外来医療の協議の場 | 外来医師過多区域で開業する場合の届出や確認事項を整理します。開業予定地の確認、提供予定の医療機能、都道府県や外来医療の協議の場との関わり方を解説します。 |
| ③地域で不足する医療機能とは――夜間休日、在宅医療、公衆衛生をどう考えるか | 要請される可能性のある医療機能を具体的に整理します。夜間・休日の初期救急、在宅医療、公衆衛生、医師不足地域への協力などを、自院でどこまで担えるか考えます。 |
| ④要請に応じないと何が起こるのか――3年指定と算定できなくなる加算 | 要請に応じない場合の流れを整理します。すぐに保険診療ができなくなるわけではなく、理由説明、勧告・公表、3年以内指定を経て、加算や在支診届出に影響する点を解説します。 |
| ⑤これからの開業戦略――開業地選定、資金計画、地域連携をどう見直すか | 最終回では実務対応を整理します。開業地選定、事業計画、行政・医師会との事前相談、病院・介護事業所との連携を、これからの開業戦略として考えます。 |
