新入職員を迎えるときに、心がけたい3つのヒント
春は、出会いと始まりの季節。
この時期、多くの医療機関で新しいスタッフを迎え入れる準備が進んでいることと思います。
新年度のスタートにおいて、新入職員の不安をやわらげ、職場へのなじみやすさを高めることは、定着率にも大きく影響する重要なポイントです。
今回は、忙しい医療現場でも実践しやすい、「新入職員への配慮のヒント」を3つご紹介します。
1. 「名前を覚える」は最大の歓迎
新しい職場に来たとき、最初に嬉しいのは「名前を呼ばれる」こと。
ベテランスタッフにとっては日常でも、新人にとっては一つひとつが緊張の連続です。
- 職員紹介の掲示にひと工夫(顔写真+ひとこと)
- 朝礼や申し送りで、あえて名前を呼ぶ機会を意識してつくる
そんな小さな配慮が、安心感につながります。
2. 「困ってない?」と、声をかけられる雰囲気づくり
新人は「何がわからないのかも、わからない」状態にいることが多くあります。
だからこそ、「質問しやすい空気」は職場の宝です。
- 1日の終わりに「今日どうだった?」と軽く聞く
- 同じ質問を何度してもOK、という文化を明言する
こうした雰囲気づくりが、新人の育ちを後押しします。
3. 教える人の「負担感」にも目を向ける
新人指導は、教える側にも大きなエネルギーを要します。
教える人が疲弊してしまうと、良好な関係性が築きにくくなります。
- 教育担当者に「1人で抱え込まないで」と伝える
- 「ありがとう」を見える形で伝える(例:小さなメモや掲示)
新人だけでなく、「迎える側」のケアも忘れずに。
新入職員を迎えるということは、組織に新しい風が吹くということ。
その風がやさしく根づき、チームに心地よく溶け込んでいくよう、少しずつ工夫を積み重ねていきたいものです。
「事務長ねっと」は、そんな現場のあたたかな工夫や、等身大の試行錯誤を、これからも応援していきます。