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村上佳子コラム「食べたいものを自分で買い物をすることができない不自由さを感じたことはありませんか?  」

生活を続けるうえで「食事」の問題は大きなウエートを占めますあ、最近は一人暮らしの高齢者が多くなり、心配する声もあります。 

体に良い食事を続けるにはまず「食材」が必要です。総菜を買うほうが経済的という人もいますが、それでも「買い物」は必要です。しかし歩行ができなければ買い物に行くことさえできません。買い物を「リハビリ」と考え歩行器に頼ってでも積極的に買い物に行くことが大事かもしれません。買い物を支援する事業所も出てきました。 

いずれにしても、自分で買い物をすることにより周囲との会話が生まれ、話すことで様々な機能回復につながってきます。地方では家の周辺に買い物をする場所が減ってきていますが、タクシーやバスに乗りあう工夫をし、積極的に高齢者の買い物を支援する自治体もあります。人との会話を楽しむ場を作ることでフレイルの予防ができれば、満足な食事とともに一石二鳥です。 

村上佳子氏

村上 佳子 氏

M&Cパートナーコンサルティング代表取締役
メディカル21代表
一般社団法人 医療実務研究会 代表理事
医療法人 南凕会 顧問 社会福祉法人 景福会 評議員
㈱総合メディカル専任講師
公益社団法人 福岡県介護老人保健施設協会理事

病院医事課に12年勤務の後、㈱医療事務サービス入社。教育システム課にて講師及び派遣社員の教育。
現在はメディカル21代表として、総合病院から単科病院・診療所まで幅広くレセプト診断・減点・請求漏れ対策指導に従事する傍ら、一般社団法人医療実務研究会代表理事として各種セミナーを企画し、九州一円の80数会員の勉強会を開催し、医療事務職員のレベルアップ指導を行う。また、医療機関の顧問として医事課をはじめ経営に直結する指導を行っている。
2006年度より公益社団法人福岡県介護老人保健施設協会理事に就任。
2014年6月より公益社団法人全国老人保健施設協会社会保障制度委員会介護報酬部会会員として活動。