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対価の付け方

一本2万5千円の「ボトリングティー」なるものが静かなブームらしいです。深緑のワインボトルのような瓶に入った八女玉露のお茶です。インターネットですぐに完売したらしいのですがまず値段にびっくりし、完売したことに2度びっくりでした。当然ながら味は格別らしいですが・・・庶民感覚ではとても手が出ない感じです。医療機関の値段は公的価格なので同じ行為に値段の高低はありません。しかし海外では医師によって指名料的な金額を設定している国もあります。医療行為も経験の浅い医師の行う行為と経験豊かな医師の金額が同じなのは如何なものかと問う声を聴いたことがあります。地方と地価の高い首都圏の報酬が同じでいいのかという議論も相変わらずに聞こえてきます。利益率の低い医療機関でも物価高と賃金の上昇に対応していかなくてはいけません。税金が投入されている報酬制度の中で決まる診療報酬として大きな制度設計の曲がり角に来ているように感じるのは私だけでしょうか?