待合室に入ったとき、ふんわりと心地よい香りがしたら、患者さんはどんな気持ちになるでしょうか? 緊張している方や不安を抱えている方も多いクリニックの待合室。香りの工夫ひとつで、安心感やリラックス効果を高めることができます。
最近では、アロマ空間デザインを取り入れる医療機関も増えてきました。一般的にクリニック特有の香りといえば、アルコールや消毒薬のにおいが思い浮かびますが、それだけではなく、心地よい香りをプラスすることで、よりリラックスできる空間を演出できます。
おすすめなのは、エッセンシャルオイルを活用した香りの演出。
たとえば…
- グレープフルーツやレモンなどの柑橘系 → すっきりした香りで、誰にでも好まれやすい
- ラベンダー → リラックス効果が高く、緊張を和らげる
- ユーカリやミント → さわやかで清潔感のある空間に
香りは、同じ空間や設備でも、印象を大きく左右する重要な要素です。患者さんが「また来たい」と思えるような、快適な待合室づくりの一環として、ぜひアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか?