心理的安全性とチームパフォーマンス
Googleのリサーチチームの研究により発見された、高パフォーマンスを発揮するチームの5つの要素が
「心理的安全性」「相互信頼」「構造と明確さ」「仕事の意味」「インパクト」
であると言われています。さらにこの中で最も重要な要素が
「心理的安全性」
であると定義づけられました。
「心理的安全性」「相互信頼」「構造と明確さ」「仕事の意味」「インパクト」
であると言われています。さらにこの中で最も重要な要素が
「心理的安全性」
であると定義づけられました。
心理的安全性の高いチームのメンバーは離職率が低く、チームメンバーのアイデアを昇華させ、タスクに落とし込み、生産性を向上させることができます。その結果収益性が向上し、ハイパフォーマンスなチームとして他者から認識されることになります。
この「心理的安全性」という概念を最初に提唱したのはハーバード大学の
エイミー・エドモンソン氏であり、心理的安全性を測るための質問例として
- チームの中でミスをすると非難されることが多い
- 異なる意見を持つメンバーを拒絶することがある
- 他のメンバーに助けを求めることは難しい
などを挙げ、これらの質問が自分に強く当てはまるかどうかを尋ねることで心理的安全性のレベルを調べていきます。
基本的な質問を他のメンバーや上司にした際に、「そんなことも知らないのか」と言われたり、表情に出されることを恐れて、質問をせずにやり過ごそうとする人も少なくありません。
エイミー・エドモンソンはそのような状況の改善案として次の三つを挙げています。
- 仕事を学習の機会と考える
- 自分の間違いを認める
- 好奇心を持って積極的に質問する
個人がこれらを意識することで、チームの心理的安全性は向上していくとされ、Googleではこれらを社員に体感させるワークを積極的に実施しながら生産性を向上させていっています。
医療介護業界は特にチームの力が重要な業種であり、心理的安全性に特化したワークを年間研修の中に織り込む検討をしてみる価値はあるかもしれません。
原田 和将
一般社団法人 アジア地域社会研究所 所属
介護現場での管理者としての経験を活かした職員研修、コーチングを中心に活動。コーチングはITベンチャーなど多岐にわたる業態で展開。国立大学での「AIを活用した介護職員の行動分析」の実験管理も行っており、様々な情報を元にした多角的な支援を行う。